第10回『心に咲く花』 自発的に「個性を引き出す」〜「かえって、素人の外交官がよい」〜

第10回『心に咲く花』

自発的に「個性を引き出す」〜「かえって、素人の外交官がよい」〜

樋野先生

 

多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)養成プラン「平成30年度第2回未来がん医療プロフェッショナル養成プラン運営協議会シンポジウム」(東京医科大学に於いて)に出席する機会が与えられた。大変、有意義な時であった。「未来がん医療」のポイントは、下記であろう。

 

1}ゲノム医療の時代に向けた、がん組織を採取する人材の育成の急務

2}網羅的ゲノム解析で、Incidental finding に向けた、倫理教育の重要性

3}『Quality of Death』の時代に向けた、「対話学」カリキュラムの構築

 

「早稲田大学 エクステンションセンター」での講座『がんと生きる哲学』で、「がん哲学十ヵ条の誕生 〜 風貌と胆力 〜」(『がん哲学』EDITEX発行 108,109ページ)を朗読しながら、意見交換の充実した時を過ごした。その後、「第6回三鷹がん哲学外来カフェ」(相愛教会に於いて)での講演『がん哲学外来の理念 〜 病気であっても病人ではない 〜』に向かった。多数の参加者で感動した。

 

今日は『順天堂大学 保健看護学部 第17回公開講座;大学祭「順咲祭」と同時開催』(順天堂大学保健看護学部;静岡県三島市に於いて)で「わたしたちの未来を考える 〜 がんともに生きるいき方 〜」の講演に出向き、講演後は、『静岡県がん患者会「一歩一歩の会」の「こころのサロン」』に 招待されている。

 

「学よりも品性を磨け」・「今日から すぐ実行を」・「理想の実現は 遠い先にあらで、いつも手近にある。大事業も 今日の今より始まる。大思想も この時間に生まれんとしている。大決心の実行は 明日を待たぬ」・「信実と誠実となくしては、礼儀は 茶番であり芝居である」(新渡戸稲造)を肝に銘じ、日々実践の努力である。自発的に「個性を引き出す」には、「かえって、素人の外交官がよい」(新渡戸稲造)を実感する日々である。まさに『心に咲く花』である。