第53回『一億本の向日葵』 ~目的は自分を超えたところにある~

第53回『一億本の向日葵』

~目的は自分を超えたところにある~

9月7日、8日の2日間に渡り、がん征圧 がん患者支援を目的とした24時間チャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2019信州まつもと」を信州スカイパーク内 やまびこドームで開催致しました。私も副実行委員長として関わらせて頂きました。昨年のリレー・フォー・ライフ・ジャパン2018信州まつもと開催日の直前、樋野興夫先生の「朝日がん大賞」受賞が発表され、新聞にも大きな記事が載りました。興奮と喜びの中「来年はぜひ松本のリレー・フォー・ライフでご講演をお願いします!」とご依頼のメールをお送りしたことを今でも覚えています。樋野先生はハードなスケジュールにも関わらず、普段とお変わりないチャウチャウ犬の優しい笑顔で、ご講演・個人面談・ミニ対談などたくさんのお力を貸して下さいました。帰りがけに天体望遠鏡で夜空を楽しまれる樋野先生の姿を拝見しながら、“無邪気に喜んで 小さなことに 大きな愛を込める”というのはこういう事なのだと感じさせて頂きました。

 樋野先生とミニ対談をして下さったのは、生後3カ月でとても希少な小児がんを患い、生後ちょうど500日で天国へと旅立った我が子の姿やこども病院での1年間に及ぶ完全付き添い看護をする中で出会ってきた子供たちの姿から教わった“本当の幸せの在り処”や“存在=愛であること”を伝える活動を10年以上続けている長野県千曲市在住の中村美幸さん。お二人の対談から、またお二人の姿から、深く感じたことがあります。それは、お二人の大きな目的は“完全に自己を超えたところ”にあるのだということです。樋野先生は「自己放棄」という言葉で表現されていたと思いますが、中途半端ではなくとことん自己と向き合うことで起きる「自己放棄」が、私たちの持つ多くのエネルギーを目的に邁進する力として使うヒントのように感じました。逆に言うと、他人との比較競争にどれだけ私たちはエネルギーを浪費してしまっているのか、そこに目を向けることができました。中村さんは我が子のわずかな余命の宣告の中、完全付き添い看護という比較競争すらできない孤独な状況が「自己放棄」を促した、環境が良かったとお話して下さいました。全国をご講演や面談で飛び回る樋野先生のエネルギーがどこから湧き出るのか不思議に思う人は私だけではないと思います。孤独な時間を怖がらず、究極の“ほっとけ 気にするな”が実践できているからこそ、無駄なものをそぎ落とし、まっすぐに目的に向かうことできる。樋野先生はそんな姿を私たちに見せ続けて下さっているのだと思いました。

「自己放棄=自己の人生の役割や使命を生きる」

 どこかで「自己放棄」が起こった時、同時に自己犠牲が起こり、個人の喜びが薄れてしまうのではないかと思う方もいらっしゃると思いますが、それはどうやら逆のようです!なぜなら、樋野先生や中村美幸さんは私が知る中でも最も“無邪気に喜んで 小さなことに 大きな愛を込める人”であり、“無邪気に喜んで 小さなことを最大に楽しむ人”であることも間違いないからです(^^)/

リレー・フォー・ライフ・ジャパン信州まつもとへのご協力本当にありがとうございました。心より感謝を申し上げます。次回は、軽井沢あうんの家主宰・佐久総合病院の荻原菜緒医師と中村美幸さんのトークショーで感じたことを綴りたいと思います。

ひまわり担当🌻齋藤智恵美

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