第123回「心に咲く花会」「21世紀の知的協力委員会」 〜「がん哲学外来メディカルカフェ in 南カリフォルニア」〜

第123回「心に咲く花会」

「21世紀の知的協力委員会」 〜「がん哲学外来メディカルカフェ in 南カリフォルニア」〜

2020年12月17日「新渡戸記念中野総合病院」での、倫理委員会に赴いた。  その後、読書会「新渡戸稲造 著『武士道』」であった。  今回は、第8章「名誉」であった。  事務局長の「音読」は、素晴らしかった。  理事長、病院長、副院長、看護部長、職員らも出席され、大変有意義な時であった。  筆者は、新渡戸稲造記念センター長(添付)して、毎回出席している。  まさに、『「名誉」とは 境遇から生じるものではなく、自己の役割を まっとうすることにある』(新渡戸稲造1862−1933)である。  「新渡戸記念中野総合病院」にとって、新渡戸稲造の『武士道』の読書会は、日本の誇りであろう!  来年は、読書会1周年記念のシンポジウム『今、ふたたび 新渡戸稲造!』が、企画される予感がする。

ユネスコ(1964年)の前身である国際連盟(League of Nations)の下に1922年設立された「国際連盟知的協力委員会(Committee on Intellectual Co-operation)」は、「国際的な輿論を構成する要素である教育、科学、哲学の研究制度及び研究設備を探求し、また国際関係改善のために 各国間における思想や知識の交換を図る方途を 審議することを目的に、国際連盟の諮問委員会として設置され、1922年8月1日に第1回委員会が開催されました。  委員会設立に際して、国際連盟事務局次長であった新渡戸稲造が 幹事長に就任し、哲学者ベルグソン(M.H.Bergson)や、物理学者のアインシュタイン(M.A.Einstein)、キュリー夫人(Mme. Curie-Sklodowska)などが委員を務めました。  委員会は、第1次世界大戦後に困窮が著しかった各国の知的生活水準の調査や、知的財産権に関する国際条約案の検討、各国大学間の協力などを進めました。」と謳われている。  「この委員会には、アインシュタイン(ドイツ・物理学者)、キュリー夫人(フランス・物理学者)等、著名な有識者12人が出席していたほか、その当時、国際連盟の事務局次長であった新渡戸稲造が その事務を担当していました。」とある。  筆者らは、 2012年 「新渡戸稲造生誕150周記念事業」として「21世紀の知的協力委員会」(https://sites.google.com/site/cic21st/) を設立した。

今朝(2020年12月18日)カリフォルニア州ハンティントンビーチ市で、『がん哲学外来 南カリフォルニア メディカルカフェ』が開設されたとの連絡が届いた。  『「がん哲学外来メディカルカフェ in 南カリフォルニア」を立ち上げさせていただきました。  まずはこちらの現地で仲間となってくれる人たちと がん哲学を勉強する会や、がん哲学外来カフェとはどんな会なのかを お知らせする告知活動など プレカフェ・アクションから始めていこうと思っています。  ゆっくりした歩調かもしれませんが、カリフォルニアやアメリカに住む日本語を母国語とする方々が がんと向き合わなければならないときに抱える心の負担に 少しでも寄り添える活動にしていければと思います。』とのことである。 大いに感動した。