第49回『心に咲く花』「がん哲学塾」 〜 種を蒔き 人を建て上げる 〜

第49回『心に咲く花』

「がん哲学塾」 〜 種を蒔き 人を建て上げる 〜

「がん哲学学校 in 神戸:第25回メデイカル・カフェ」に赴いた(添付;神戸薬科大学地域連携サテライトセンターに於いて)。筆者は、講演『がん哲学 〜 種を蒔き 人を建て上げる 〜』の機会が与えられた。会場は、台風の大雨にも関わらず 満員であった。大いに感動した。講演後の、「メデイカル・カフェ」も、大いに盛り上がった。主催者の薬学部の教授、教員、学生の真摯な、態度、熱意には、感激した。「台風の中、本当に 大勢の方が 参加されているのに驚きました。午前中も、学生が 自身の身近な人のがんを 語って涙を流す姿があり、対話の不思議な力を 実感しました。」と 貴重なコメントを頂いた。『親子で学ぶ「がん哲学」のレッスン』でもあり、「母が がんになった子 として」、「がんになった母 として」の実践の場ともなろう。終了後のスタッフとの夕食会は、前学長、学生、卒業生も参加され、楽しいひと時であった。まさに、「がん教育」の一環ともなった。今回は、「メデイカル・カフェ」5周年記念であった。来年は、「がん哲学塾」5周年のようである。企画が、大いに楽しみでる。幕末の「勝海舟(1823〜1899)」が脳裏に浮かんだ。

帰りは、大阪に住む、神戸薬科大学卒業生が、 住吉駅から、新大阪駅まで見送ってくれた。台風も去り、新幹線も、時刻通りの運行で、深夜 帰京した。早速、「本日はありがとうございました。皆さんの笑顔が嬉しいです。これも樋野先生とのご縁のお陰です。」との温かいコメント、また、奈良県の患者会の方からは、「先生、今日は ご講演を ご一緒出来ましたこと、とても嬉しく思います。」との 励ましのメールを頂いた。本当に充実した大切な、忘れ得ぬ1日となった。新しい出会いは「心を豊かにしてくれる 教育の場」でもある。

日曜日の午後、定例の「東久留米がん哲学外来」と「読者会」である。今回の「読書会」の箇所は、新渡戸稲造著『武士道』第13章「刀・武士の魂」である。日々勉強である。地道な 継続的な活動は、人間としての 大切な「勇ましき 高尚なる生涯」の行為であろう。