第42回『心に咲く花』幼少時代のインプリンティング~徐々たる愛の感化力~

第42回『心に咲く花』

幼年時代のインプリンテイング 〜 徐々たる愛の感化力 〜

筆者の母(樋野壽子)が、「6月3日午前 5時35分 島根県 出雲市大社町 鵜峠の自宅に於いて、安らかに 96歳(1923年2月20日 〜 2019年6月3日)の天寿を全うした」との 電話を 早朝 姉から受けた。今年の5月の連休には、父の7回忌で帰郷したところであった。それが、母との今生の別れとなってしまった。

丁度1ヶ月で、再度、wifeと母の孫達と、帰郷することになった。

母の兄達は、太平洋戦争で、戦死し、末っ子の母が、我が家を継いだ。 葬儀では、筆者は、喪主として、「天寿を全うし、地上の長い旅路を歩み、様々の責任を全うし、召された母に深い敬意を払います」と挨拶をした。

筆者は、葬儀の翌日の早朝、wifeと 人口 約40名、60%の空き家の鵜峠の海辺に行き、日本海を眺めながら、「何故に、この母から この世に、 生まれたのか ?」、「何の為に、この地で、生まれたのか?」を深く静思した(添付)。

筆者は、幼年時代から 母に「誕生の年の初夢に富士山を見た」と育てられた。 帰りの飛行機から眺める「富士山」(添付)は、特別な、想いであった。 Wifeは、「Goodbye Toshiko Hino. ―― You had a good life. 96 years.  Thank you for all you did for so many.  We’re heading back to Tokyo but you go with us in our hearts.」と 語ってくれた。今回は、まさに、「徐々たる愛の感化力のほか、何の勢力をも使ってはならないのである。」(内村鑑三)の学びの時であった。幼年時代のインプリンテイングは、生涯に大きな影響を与え、幼年期の教育の重要性を 実感する時ともなった。

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